
今週木曜からビッグサイトで始まったPIE(フォトイメージングエキスポ)2007。初日からすごい人出と熱気です。
私の会社も出展していますが、どうやら他の企業とはかなり異色のようです。何が違うかというと、PIEに多く来場される大きな望遠レンズ付きのカメラを持った男性が極端に少なく、その代わりに20~40代の女性がたくさん来られています。
ブースのデザイン自体がほっと温かみのあるやさしい色使いで女性好み、というのもあると思いますが、私が担当するエリアではフォトクラフトを体験していただけるよう、miwaさんやsaorinさんに講師をしていただいたり、私自身もすぐにできる簡単なミニジャバラアルバムを作っていただいたりで、みなさんに本当に喜んでいただいています。
「カワイイー!」「こんな小さいプリントどの写真屋さんでできるんですか?」「都内でましかく写真をプリントできる写真屋さん教えてください!」「この受付機ってどの写真屋さんにもあるんですか?」などなど、嬉しい反応が盛りだくさんで、体の疲れなんて吹っ飛んじゃいます。
いろいろ報告したいことはありますが、また今度。
さぁ、最終日がんばろー!!

数ヶ月前からテレビでもよく話題になっている、広告付きの0円プリント「Priea(プリア)」を試してみました。
1回30枚、月2回までならプリント料も送料もすべて無料!という驚きのプリントサービスです。
注文してから数日後、メール便で写真が送られてきました。

開けて見てびっくり!ちゃんとした銀塩写真だ!実は品質にはあまり期待してなかったんだけど・・はは。
広告には「ロゴタイプ」と「ハーフタイプ」があって、どちらがいいかは自分で選択することができるので、どちらも頼んでみました。
「ロゴタイプ」は、普通のL版写真の左隅にスポンサーのロゴがぽちっと入ってます。案外カッコイイです。


ハーフタイプは、L版の半分が写真、もう半分が広告になってます。この記事のトップの画像がそれです。結構デザインに気を使っている広告が多くて、思いがけず写真とテイストが合ってるものもあったりします。
そしてこのハーフタイプ!工夫次第でかなりいいんですよー。
たまたま買ってあった名刺入れとカードケース。

これにハーフタイプの写真の広告部分を切り離して(ちょっと気が引けるけど・・)入れてみると・・・・・・


ほーら!ピッタリ!感動するくらいジャストサイズです。
これなら、たくさんの写真を気軽に持ち歩いて友達に見せたりして楽しめそうです。

ギャラリー・アビィで、写真を手にとって見ることのできる展示会があったので、おもしろい!と思って行ってきました。
こじんまりしたギャラリーの壁に小さな棚がいくつか取り付けられていて、その上に写真の束がそのまま置かれてました。
それぞれの棚の前に置かれた椅子に座ってじっくり見ることができました。
写真には、もう何人もの人が見たらしく、細かい傷や指紋がいっぱいついてましたが、それがまたプリント本来の良さです。
みんなが手にとって見ていったんだなぁ、と、体温のような温もりを感じます。
そして何よりも、写真を手にとって見ることの良さってこれだなー、と私なりに感じたのは、隣の人と「ねぇねぇ、これ見て!おもしろいねー」と見せ合って話ができること。
もともとおうちのアルバムってそういう感じじゃなかったですか?学生の頃までは家族と何度もそういう時間を持ったはずだけど、今はそういえばない。私ももっとプリントして手に取れる場所に置いておこう!と改めて思うのでした。
最後に、作者の一人、大崎テツアーノさんが作品の上につけてあったメッセージから。
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子供の頃、写真屋で出来上がったプリントを受け取って、帰りに歩きながら眺めるのが妙に好きだった。
写真を袋から出す時、玉手箱を開けるような、と言えば少し大げさだが、それに近い気分だった。
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このわくわく感、大切にしたいです。
※上の写真は、ギャラリー・アビィ周辺を、撮りなれないケータイのカメラで、しかもメールモードで撮った写真です。ボケボケのブレブレだけど、なんとなくこのギャラリーの雰囲気に合ってるかも。

「フォトセラピー」ってご存知ですか?
なんとなく元気がないときに自分の小さかった頃のアルバムを見てほっとしたり、ほんとは出不精なのにカメラを持ったらつい外に出て街の風景や子供の写真を撮りたくなったり。
写真を撮ったり、撮られたり、見たり、話したり・・・写真を通してなんだか元気になった経験は誰にでもあると思います。
簡単に言えばこういうのを全部フォトセラピーっていいます。
んー・・・なんだかわかったような、わからないような・・っていう人のために、実際にフォトセラピーを体験してみましょう!というワークショップ「はじめてのフォトセラピー」が来月、関西で初めて開催されます。
自分で撮った写真でコラージュ作品を作成し、他の参加者やセラピストと話すことで、今まで知らなかった自分を見つけましょう、という内容です。
私ももちろん参加!!(のはずだけど、仕事が入るかどうかで、ちょっと微妙・・・)
興味のある方はコチラ↓まで。
※日本フォトセラピー協会の【イベント情報】

一本のオロナミンCにストローをさして夢中で飲む幼い姉妹。
これ、私と姉なんです。昔母親が撮ってくれた、私の一番大好きな写真。
お母さんのあたたかいまなざしと愛情がこもっていて、手にとって見ていると涙があふれてきます。
中学生のとき家が火事になって大切なアルバムも半分以上だめになってしまったけど、この写真だけはあきらめられずに必死でアルバムからはがして焦げた部分を切り取って今も大切に持ってます。
写真屋さんで補修してもらおうかとも思ったけど、やっぱりこれはこれでいいんです。
母親が私たちを撮って、写真屋さんで出来上がったプリントを受け取って、それをみんなが手にとって笑顔で見て、火事になった後私がまたアルバムに整理して・・この紙一枚にそういう思い出がすべて詰まってるから。単なる"画像"ではないんです。
今はデジカメで写真を撮る時代。子供の写真も昔と比べ物にならないくらい大量に撮られてます。
でも今の子供たちが大きくなってモニターで自分の写真を見たとき、どう感じるのかな?今の私のように、写真を見て泣いたり笑ったりするのかな?
社団法人日本ホビー協会主催の「スクラップブッキングコンテスト」の一次通過のお知らせが来ました。
先月このコンテストにスクラップブッキングを作って応募したのに、連絡がないからだめだったのかなぁ・・と心配してたら、今日待ちに待ったお知らせが到着!ほんと心底嬉しい。

最近あんまりいいことないなぁ、と思ってたけど、そんな気分なんて一気にふっとばすくらいのいいお知らせ。スクラップブッキングやっててほんとよかったー。
出先でだんなから連絡が入って、その時一緒にいた友達の子供ちゃんを抱き上げて「ヤッター!!」とおおはしゃぎ。
この後二次審査があるけど、とりあえず現段階で5/11、12、13にビッグサイトで開催されるホビーショーには展示してもらえます。めっちゃ楽しみだ~!
ちょうど1週間前に、
「デジタル時代の新写真店経営
~Lサイズから脱却すれば、あなたは生き残れる」
という一冊の本が発行されました。

おうちプリントどころか、プリントすらしない人が多い今、写真店さんはどうしたらいい?という疑問にいろいろなヒントをくれる本です。
で、この本のうち「スクラップブッキングで写真店は変わる!?」という項目の8ページ分は私が著者の方に直接お話した内容で、そのお礼?かどうか、本をもらっちゃいました!嬉しい♪
「贈呈」だって。・・・・あっ、自分でハンコ押したんじゃないから!念のため。

写真店さんも今はほんと大変だと思います。でも、もうダメだ・・なんてあきらめちゃう前に、今自分にできることを少しずつでも試して前に進んで欲しいなぁ。
"見る"だけじゃない写真の楽しみ方は、まだまだたくさんありますよー。